内視鏡検査│丸山内科クリニック│島根県浜田市の内科・消化器内科・人間ドック

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内視鏡検査

内視鏡検査│丸山内科クリニック│島根県浜田市の内科・消化器内科・人間ドック

内視鏡検査とは?

内視鏡検査とは?

一般的な内視鏡とは、太さ0.5~1cm程で先端に小型カメラ(CCD)が内蔵された長いスコープです。このスコープを口、鼻、肛門から挿入し消化管の内腔を観察します。
主に観察する部位は咽頭、食道、胃、十二指腸、大腸ですが、特殊な内視鏡を使用すれば小腸も観察することができます。また、観察だけではなく、疑わしい病変が見つかった際は組織の一部を採取し病理検査に提出します。
医療技術の進歩に伴い、スコープの性能、画質は日々向上しており細かい病変の観察も可能になりました。当院では最新の内視鏡システムや細いスコープでの経鼻・経口胃カメラ、大腸カメラを提供しています。

当院の内視鏡検査の特長

  • 院長は、“日本消化器内視鏡学会認定専門医・指導医”です。
  • 通常光観察の他に狭帯域光観察 Narrow band imaging (NBI)機能を搭載した最新の内視鏡システムを導入しています。NBIによって、咽頭、食道、胃、十二指腸、大腸の早期がんを瞬時に診断することが可能となりました。
  • 当院の年間の内視鏡検査数は、上部(食道、胃、十二指腸)1500例、下部(大腸)350例です。
  • 検査時間は、上部は3~5分、下部は15~20分(ポリープ切除が必要な場合、約10分追加)です。
  • 当院では、細径スコープの経鼻・経口胃カメラがあり、患者様のご希望により選択可能です。胃カメラが苦手な患者様には、鎮静剤を使用して苦痛なく検査することが出来ます。(鎮静剤使用の場合、検査後1時間程度お休みしていただきます
  • 当日の朝絶食で来院されれば、予約なしで、いつでも胃カメラは可能です。ただし、吐血、下血にて緊急を要する場合は、食事摂取の有無に係らず、即日、緊急内視鏡検査を施行します。)
  • 使用したファイバースコープは、検査毎に消毒して、患者様への感染防止を徹底しています。

内視鏡検査でわかる病気

内視鏡検査を行うことで食道・胃・十二指腸・大腸内に存在する病変を見つけることができます。病変の種類には大きく分けて良性疾患と悪性疾患(がん)がありますが、特に悪性疾患を見つけることが重要となってきます。
消化管内の悪性疾患は早期発見できれば内視鏡的に切除することが可能ですが、進行してしまうとおなかにメスを入れなければなりません。また肝臓、腹膜、リンパ節などに転移があれば切除も難しくなります。
早期がんは症状を伴わないことが多いため、いかに早い段階で内視鏡を行い、病変を見つけ治療に進むかが重要です。

内視鏡検査の選び方

  • 専門医資格を所有しているか
  • 実績があるかどうか
  • 鎮静剤の使用の有無
  • 最新の機器を完備しているか
  • 下剤の種類は豊富に取り揃えているか

40歳を過ぎたら内視鏡検査を受けましょう

2020年の統計でがん死亡数をみると、胃がんは男性で3位、女性で5位。大腸がんは男性で2位、女性で1位でした。

1位 2位 3位 4位 5位
男性 大腸 膵臓 肝臓
女性 大腸 膵臓 乳房

内視鏡の検査を受けることで病気の早期発見・早期治療を行うと、完治する確率が上がります。
40歳以上の方や、以前検査で異常を指摘されたり、気になる症状があるときには、なるべく早めに内視鏡による検査を受けたほうが良いでしょう。

内視鏡検査をおすすめする方

40歳以上で1度も内視鏡による検査を受けたことがない方はおすすめします。

胃カメラ

  • 黒い便が出る
  • おなかが痛い
  • 食欲がない
  • 吐き気が続く
  • 胸焼けがする
  • ふらふらするなど、貧血症状
  • ピロリ菌が陽性の方、またはご家族がピロリ菌陽性だった方
  • 家族に胃がんがいる方

大腸カメラ

  • 血便が出る
  • お腹が張る
  • 便秘、下痢を繰り返す
  • 健康診断で便潜血反応が陽性だった
  • 過去に大腸ポリープがあった
  • 家族に大腸がんがいる方

内視鏡検査にかかる時間

通常、検査自体は15分~1時間程度ですが(個人差があります)、当日の問診や検査の為の準備、鎮痛剤・鎮静剤等を使用するため検査後30分~1時間程度お休みしていただきます。トータルでは2~3時間程度お時間をいただきます。
※組織検査やポリープ切除を行う場合、更にお時間がかかることがあります。
※検査の5時間前から腸管洗浄剤を服用し、大腸の中を空にする必要があります。
一日がかりの検査とお考えください。

当院の内視鏡検査の特徴

  • 経験豊富な内視鏡専門医に検査
  • 鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査
  • 最新の内視鏡システムを導入
  • リカバリースペースを完備
  • 胃カメラ・大腸カメラの同日検査が可能
  • 土曜日も検査可能
  • 検査毎に徹底した消毒で感染予防

よくある質問

内視鏡検査の前に何を食べたり飲んだりしてはいけませんか?

内視鏡検査の前には、医師や看護師の指示に従って絶食や特定の食事制限を行う必要があります。一般的には、検査の前日から絶食し、特定の清涼飲料や軽食のみを摂取する場合があります。

内視鏡検査は痛いですか?

内視鏡検査自体は不快な感覚を伴うことがありますが、一般的には痛みは軽度です。鎮静剤や局所麻酔が使用されることがあり、患者の不快感を軽減するために対策が講じられます。

内視鏡検査の所要時間はどれくらいですか?

内視鏡検査の所要時間は検査の種類や目的、患者の状態によって異なりますが、一般的には15分から1時間程度です。腸の長さや検査範囲によって時間が変わることがあります。

内視鏡検査後、普段の生活に戻るのにどれくらいの時間が必要ですか?

内視鏡検査後は、麻酔や鎮静剤の影響が残っているため、しばらくの間は安静にしていることが推奨されます。通常、検査当日は運転や機械操作を行わないようにし、食事や水分摂取も少し控えめにすることがあります。

内視鏡検査のリスクはありますか?

内視鏡検査には一般的に低いリスクが伴いますが、稀に合併症が発生する可能性があります。合併症には出血、穿孔、感染などがありますが、これらのリスクは比較的低いとされています。医師との事前の相談や検査のリスクとメリットの十分な理解が重要です。